サマードレス・コレクション

引き出しをあけるとサマードレスが山のように入っている。どれもこの前のシンガポールに遊びに行った時に買い求めたものである。
胸のところがシャーリングになっており「ツーウェイで着られます」などと英語で書いてある。しかし、私の身長では、普通にきてもすでに足首くらいまであるので、シャーリング部分をウエストにして着るのはどう考えても無理がある。それでも、とにかく涼しいので、気に入っている。
最初に買ったのは、ハワイアンプリント風の水色に青い花柄。色味も花柄も大人しく、日本でも抵抗なく着れそうだった。
次に紺色にクリーム色の花柄を1枚。ちょっと落ち着いた色なので、これも日本で着れるのでは?という計算だった。エンジ色の色違いもあり、あやうく大人買いをしかけたが、我慢した。そのあと、白に濃い目のピンクの花柄がすそに広がっているのがすっかり気に入り、ちょっと派手では?と頭にかすめたものの「安いから」と買ってしまう。次に、グリーンの布地で全体にしわが寄ったいい感じの質感のをみつけた。ちょっと光るスパンコールもついている。ちょっといいんじゃない?と、この辺から、もう完全に「日本で着るときの印象」を忘れている。さらに数枚買い求めて帰国した。
しばらくサマードレスは、買わなくてもすみそうである。

フレンチトーストのおやつタイム

甘い物が食べたくて冷蔵庫を探すがなにもない。棚にもない。なにもない。
しかたなく卵とバターを出して、なにかケーキでも作ろうかな?と思っているところに、うちのすでに大きくなった子供がやってきて、やはり棚をごそごそ探し、冷蔵庫の中もムダにのぞいている。しかし当然何もない。彼も小腹が空いているらしい。しかも「これから出かけるんだけど」などという。
これからケーキを作るのでは間に合わない。しかし、こんな場合の奥の手がある。それはフレンチトースト。
名前は上品だが、お店のように上品にはいかない。卵と牛乳と砂糖を適当にボールに入れて、泡立て器で一気に混ぜたあと、食パンを四つ切りに切って浸していく。その際に時短テクニックとして、とにかく食パンにフォークで穴をぶすぶすあけるのである。こうすると卵液が早くしみこむ(と思われる)。
フライパンで焼く時にはあまり強火にせず、それでも子供の出かける時間に合わせ、適当に火加減を調節する。
バターを軽くたらすといい感じに焦げ目が出来る。シナモンなどをかけると結構よい香りである。
そして、彩りのいいランチョンマットを敷いて、フォークとスプーンを並べて、メープルシロップなどを供すると、かなりいけてるおやつタイムになるのだった。